耐震等級3+1次エネルギー消費量計算での家づくり
お客様のこだわりを叶える住宅設計をご提案します
設計工房プランズ合同会社は、建築設計業務に関わるあらゆる申請を行っておりますので 意匠設計はもちろん省エネルギー計算、構造計算、設計監理までトータルでご提供いたします。 特に北国において住宅における断熱性、気密性、耐震性を追求し、お客様のニーズに応える設計を目指しております。 上記を踏まえて、お客様のこだわりを叶える住宅を設計させて頂きますので、暖かく地震に強い住宅を求めている方は設計工房プランズ合同会社におまかせください。
耐震等級3 をすすめる理由
阪神大震災、熊本大地震、東日本大震災、そしてこの度の能登半島大地震と日本は大地震発生回数が世界4位の国だそうです。この地震で現在の建築基準法の耐震性では半壊、全壊している住宅が多いとのことです。
当社では全ての住宅は構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3を目指すべきだと考えています。
その際、柱、壁の直下率を考慮しながら構造計算(許容応力度計算)を行い耐震等級3の住宅作りをお手伝いします。
※直下率とは、建物の1 階部分と2 階部分の壁がどの程度つながっているかを示す指標です。具体的には、柱や耐力壁が1 階と2 階で同じ位置にどの程度の割合で配置されているかを計算します。直下率が高いと、2 階の重みを1 階部分で支えることができるため、耐震性が高くなります1。建物の耐震性を向上させるうえで、直下率を考慮することは重要ですが、直下率だけでなく、耐力壁の量や配置も検討することが必要です。直下率は50%以上を確保することが望ましいとされています。
エコ住宅作りをお手伝い
2050 年カーボンニュートラルの 実現に向けて
CO2 排出量全体の約3 分の1 を占める住宅・建築物について、 エネルギー消費・CO2
排出のさらなる削減が求められています。
そのための重要な一歩として、2024 年に省エネ性能ラベルの表示が始まります。 住宅・
ビルなど、建築物の販売・賃貸に従事するすべての人が担い手となる制度です。
地球温暖化による災害は年を追うごとに世界中で多くなっています。
これを食い止めるためには無駄なエネルギーを抑えることが必要です。
いかに少ないエネルギーで効率の良い快適な住宅を提案していくことが重要です。
特に2025 年からは「省エネ基準の適合義務化」となります。
省エネ住宅の実現にあたっては当社では外皮計算、一次エネルギー計算を行い断熱等級5
以上、一次エネルギー消費量等級6 を取得出来るよう、エコ住宅作りをお手伝いします。
一次エネルギー計算とは
住宅で消費するエネルギー量の計算のことで、空調や冷暖房設備や給湯設備、照明等が消費するエネルギーを合算して算出すること。
POINT
一次エネルギー消費量はなにによって変わる?
外皮計算とは
住宅全体の熱が、どれくらい逃げやすいかを数値化すること。
その値をUA 値(外皮平均熱貫流率)といい、その値が小さいほど熱が逃げにくく、断
熱性能の高い住宅であるといえます。
「建物からの熱の逃げやすさ」と「建物への日射熱の入りやすさ」の2 つの点から建物の
断熱性能を見る指標です。
断熱性能を上げるためにできること
断熱性能の計算方法
UA 値、ηAC 値の算出方法は下記になります。
地域区分
日本の国土は南北に細⾧く、地域によって気候条件が大きく変わります。そのため、全国
を8 つの地域にわけて、地域ごとにUA 値とηAC 値の等級の基準値を定めています。
出典:国土交通省:地域区分
出典:国土交通省:地域区分
断熱性能の多段階評価
断熱性能は家の形のマークで表します。UA 値とηAC 値それぞれについて地域区分に応
じた等級で評価し、いずれか低いほうの等級を表示します。例えばUA 値の等級が5、
ηAC 値の等級が4 の場合、性能表示ラベルで表示するレベルは4になります。
4で省エネ基準を、5以上で誘導基準を達成します。
省エネ性能達成項目について
住宅ラベルには、「ZEH※1 水準」、非住宅ラベルには「ZEB※2 水準」の達成状況が記載され
ています。各項目の達成基準と関係性を記載した相関図が以下になります。誘導基準は
ZEH 水準・ZEB 水準と同義です。さらに、第三者評価(BELS)を取得した場合は、これ
に加え、「ネットゼロエネルギーハウス」「ネットゼロエネルギー」の項目が表示される
予定です。
※1 ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの頭文字 ※2 ネット・ゼロ・エネルギー・ビルの頭文字
高気密・高断熱仕様の仕組み
高断熱性の仕組み
高断熱性は壁や床、天井に必要な要素であり、この機能が十分ではない場合は冬が寒く、夏は暑い住宅になります。
断熱性を高めることにより、熱が個体を通して、または空気の流れによって伝わるのを防ぐ効果があります。
金属やコンクリートは個体のため、熱が伝わりやすいことから、内部に期待を含ませることで熱が伝わりにくく出来ます。
高気密性の仕組み
木造住宅のほとんどは腕のいい方が施工したとしても隙間が出てしまいます。
隙間が出ていたとしても肌で感じるような風ではなく、目に見えない隙間が空気の出入りをするため、冬は暖かい空気が逃げ、夏は暑い外気が入り込む状況になります。そういった際に気密性を高めることにより、外気からの影響を抑えることが出来ます。
高気密性を高めるためには精度の高い建材や防湿シート、気密シートなど使うことで隙間を作らないように建てる必要があります。
材料の選定を行うことでより高く効果を発揮
高断熱性、高気密性を実現するためには建材の選定をしっかり行う必要があります。
機能を発揮させるためには質の高い建材を基に作り、断熱性と気密性の両方を高める建材である断熱材の機能を高めることにより、高い機能を発揮することが出来ます。
しかし、青森県の気候を考えるとカビや建物の劣化の原因である、結露を抑える必要があるため、断熱性と気密性に加え換気性を考える必要があるため、バランスを考慮した選択をする必要があります。
高気密・高断熱の家のメリット
暑い時期や寒い時期に対応した快適な空間
日本には四季があり、高気密・高断熱を高めることにより、暑い時期や寒い時期に対応した快適な空間を実現することが出来ます。
気密性を高めることにより、室内の空気を逃がさないことが出来るため、適温に保つ事が出来ます。
また、断熱性を高めることにより、昼間に蓄えられた熱を使い、夜は適温に近づける効果があるため、冬の期間はTシャツで過ごせます。
湿気や花粉などを抑え、健康的に優しい空間
気密性を高めることにより、外からの空気が入りこみにくいため、健康的で優しい空間になります。
春頃になると花粉症に悩まされる方が多いと思います。
気密性を高めることにより、花粉が入る隙間がないため、家では快適に過ごすことが出来ます。
また、換気性も組み合わせることにより、湿気などの問題を解消することが出来ます。
光熱費を抑えることが出来るため、環境と経済に優しい
適温に近づけることで冷暖房機器の使用時間を抑えることが出来ます。
使用時間を抑えることにより、光熱費を少なくすることが出来るため、省エネルギーを実現し、環境と住む方の経済的にも優しい住宅にすることが出来ます。